【閏うこの月】ネタバレと結末～10年交際したカップルの寂しい別れ

閏うこの月（うるうこのつき）を（木村イマ先生）をまんが王国で読んだのでレビューします。

ネタバレもちょっとだけ書いちゃいました。この漫画を最初から自分で読みたい、って方は気を付けて下さい。

【試し読みと巻数】閏うこの月

閏うこの月は2巻まで配信されていて、完結しています。

無料の試し読みはまんが王国が便利です。

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検索窓に「閏うこの月（うるうこのつき）」と入力するとすぐに読めます。

【おもな登場人物】閏うこの月

会嶋里-主人公。28歳。茨城県出身。派遣を辞めて、今は無職。同じ高校の光と10年交際して、同棲は5年に及ぶ。

依田光-28歳。会嶋里の彼氏。作家をしている。売れてはいないが、それなりに仕事はあり、収入もある。

倉岡俊-22歳。東京生まれの大学生。里に一目惚れする。

佐々木里紗-編集者。髪の長いスレンダー美人。肉食系女子。依田光の担当で、男として依田さんが凄くタイプです、と言い切る。

唯花-倉岡俊の女友達。ずっと俊の友達のポジションに甘んじていたが、実は俊がずっと好きで、告白する。

【あらすじとネタバレ】閏うこの月

閏うこの月は2巻で完結しています。1冊ごとに簡潔にあらすじを書いていきますね。

1巻-会嶋里、依田光と喧嘩して倉岡俊と出会う

会嶋里は28歳、同じ高校出身の依田光と交際して10年、同棲して5年が経つ。

すっかり空気のような存在で、スキンシップもまったくない。

ある日、街中で二人は喧嘩し、光は里を置いて帰ってしまう。

それを見かねた倉岡俊が里をお茶に誘う。この時、俊は里に恋してしまった。

それ以来、理由をつけては俊は里を誘い、二人はぐんぐん距離を縮め、里も俊に惹かれていく。

ある日、お金のことで里と光は大喧嘩、光は家を飛び出し俊の家に行きます。

依田光は仕事で打ち合わせに行くと、女性編集者の佐々木里紗といい感じになってしまい浮気をしてしまうのです。

2巻-会嶋里、倉岡俊に抱かれる

会嶋里は倉岡俊に会って、正直に「抱かれたい」と言い、俊もそれに全力で応えます。

里と俊は何度も抱き合い、里は依田光と同棲していた時には感じなかった幸せを感じます。

その後、里は光に別れを告げるため、同棲していたマンションに帰ります。

ところがその後、里は俊との交際を選択しませんでした。

光とも俊とも別れて、実家の茨城県に帰るのです。

結末-会嶋里、倉岡俊に2年ぶりに再会する

実家に帰った里は派遣で働き始め、その隙間時間で以前からの夢だったジュエリーデザイナーの修行を始めます。

そして、2年が経ちます。

里は再び上京し、ジュエリーデザインの会社で働き始めます。

なんと、里が働く会社の取引先に倉岡俊が就職していて、二人は再会したのです。

会嶋里は30歳、倉岡俊は24歳になっていました。

里はずっと俊のことが好きで、偶然の再会に大興奮ですが、俊は落ち着いていて、再会をそれほど喜んでいる様子ではなそうです。

【感想】閏うこの月

10年も交際した会嶋里と依田光は別れてしまいます。

里は光をずっと好きだったみたいですけど、愛し合うことを光から拒否されます。レスって本当に辛いですよね。

それに、里が光にいろいろ相談するとき、光は里を否定ばっかりです。里は話を聞いて、受け入れてもらいたいだけです。里は相談するたびに傷ついたと思います。

そんな時、目の前に現れたのがすべてを肯定してくれるイケメンの俊くんです。

最後は里が救われた感じの結末で、作品を読んでいる側も救われた感じがしました。

ラストまで読んで良かったと思える作品でした。泣ける部分もありますよ。

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