ヒューマンドラマ

1122 いいふうふ 渡辺ペコ 全7巻 登場人物まとめとネタバレ

1122 いいふうふ 渡辺ペコ

夫は妻公認で不倫をしています

30代夫婦のリアルライフ!

1122 いいふうふ 渡辺ペコ 全7巻
1122 いいふうふ 渡辺ペコ 全7巻 あらすじとネタバレ結末も!1122 - いいふうふ(渡辺ペコ)のあらすじやネタバレが気になる方は必見です。この記事では、1122 - いいふうふのあらすじをまとめています。ネタバレと結末も書きました。主人公・相原一子は、セックスが面倒くさいという理由で夫に浮気を勧めます。しかし、徐々に嫉妬心が生まれてしまうのです。1122 - いいふうふの続きが気になる方は必見です。...

「1122(いいふうふ)」は青年漫画誌「月刊モーニングtwo(講談社)」で2017年から2020年に連載されていた作品です。

作者の渡辺ペコ先生はこの他に「にこたま」「ボーダー」「ラウンダバウト」「東京膜」などの人気作品があります。

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【登場人物まとめ】1122(いいふうふ)

この記事では、1122(いいふうふ)の登場人物をまとめました。

あらすじには触れていませんが、登場人物に関して詳細にまとめてあるので、ネタバレもあります。

知りたくない方はお気をつけ下さい。

登場人物の紹介文の中にネタバレあります

相原一子(いちこ)-主人公

35歳。既婚。旧姓は山根。結婚7年目。夫からは「いちこちゃん」と呼ばれている。

都内杉並区の築10年の中古マンションを、ローンで買って住んでいる。

在宅でウェブデザイナーの仕事をしている。

自分の性欲について

自分の性欲は凪(なぎ)、と表現している。凪とは海上で風がやんで、波がなくなり、海面が静まることを言う。

転じて、自分の性欲はほぼ無風で、たまに小さな衝動を感じることはあるが、静かに吸収され、決して波が立つことがない、と語っている。

最近は性欲が戻りつつあり、夫とセックスしたいようになる。結婚記念日に夫に求めると拒否された。

公認不倫

2年前から夫とのセックスを面倒くさいし、性欲も湧かないしという理由で拒否している。言葉でコミュニケーション取れるからセックスは必要ないとの考え。

その代わり、風俗や恋人などを推奨し、夫の浮気を公認している。これを相原家では「婚外恋愛許可制」と呼んでいる。

不倫は公認するが、夫と離婚する気はない。また、この公認不倫の権利は、夫も妻も平等に持っている。

夫の不倫も最初は平気だったが、自分に性欲が戻ってからは徐々に嫌悪感を感じるようになってきた。本人は友達に「最初はこの制度合理的だと思ったけど、最近モヤモヤすることが多い」と語っている。

また、自分も不倫しようと大学時代からの男友達にホテル行こうと誘うも、断られている。

不倫のルール

外の恋愛を家に持ち込まない。

不倫相手より、夫婦の約束を優先すること。

お互いに深追いしない。

食事中はスマホに触らない。

二人の未来は守る。

女性向け秘密のエステ

徐々に戻ってきた性欲がどうしようもなくなり、女性向け秘密のエステと称する女性向け風俗に行った。

友達に感想を聞かれ、凄い良かった、と答えている。

後にこれが夫に発覚し、夫が家出をしてしまう。

母親が大嫌い

母親(山根奈々)と折り合いが悪い。母親は大嫌いと公言している。母親からの電話は出ないので、母親は用事があるときは夫の二也に電話をする。

また父親はすでに死去しており、家庭内暴力がひどかった。相原一子は父親のことを「DVクズ」と呼んでいる。

母親は一人暮らしの家で急死し、一子が遺体の第一発見者となった。

不妊治療

二也が不倫相手と別れたあとに、夫婦で不妊治療を始めた。

一子の卵巣年齢は42歳(実年35歳)と言われた。

不妊治療は一子の希望で、短期間で終わっている。

一子の名言

おとやんはよく話をよくきいてくれる方だと思う。それでもたまに、夜の海に向かって言葉を投げかけているような気持ちになることもある。

相原二也(おとや)-主人公の夫

36歳。既婚。結婚7年目。妻からは「おとやん」と呼ばれている。

大手文具メーカー・シロバンビに勤務。会社での通称は「定時で帰るマン」。定時で帰りすぎて、人事異動で閑職に追いやられる。

毎週木曜は不倫の日

妻からセックスを拒否され、妻公認のもと、毎週木曜日に浮気している。毎月第3木曜日は、お泊りデートも公認されている。妻と離婚する気はない。

不倫相手の柏木美月からそれとなく、結婚して欲しいと言われて、動揺してしまう。

不倫相手の柏木美月が夫の単身赴任で海外で行くことになり、別れることになる。

柏木美月との最後の日は、とんでもない修羅場となった。

二也のギックリ腰事件

一子の秘密のエステ初体験の日に、二也がぎっくり腰になってしまった。

二也がギックリ腰になったことを知った時、一子はすでにホテルにインしており、指名した男性エステティシャンの礼くんを待つだけだった。

妻としてはどちらを優先させるべきか悩んだあげく、礼くんにサービスを途中で止めてもらい、二也の看護に家に戻った。

帰ってきた一子を見た二也の全身から、ありがとうオーラがキラキラと溢れ出ているのを見て、一子はサービスを途中で止め、二也のために帰ってきて良かったと思った。

エピソード

家の家事はほとんどこなしている。料理が得意で、簡単なお弁当ならすぐ作れる。掃除、洗濯、片付け、食器洗いなども二也がこなす。

誰の話でも熱心に聞いてくれる。妻の一子いわく「相手により添って、労ってくれる」と評している。

柏木美月

既婚。専業主婦。旧姓は笹塚。相原二也の浮気相手。相原二也とは、フラワーアレンジメントの教室で知り合った。夫と離婚して、相原二也と結婚したいと思っている。

子供の名前はヒロ。発達障害の疑いがある。

帰国子女で英語が得意。結婚する前は翻訳をしていた。

夫・柏木志朗

夫とは同じ会社で働いていた。

美月がストーカー被害に会った時に、同僚だった夫が守ってくれたのが交際のきっかけとなる。

夫から常に小馬鹿にされていると感じている。夫とのセックスに恐怖を感じている。

抱かれている時に、夫の頭に花瓶を叩きつけたい妄想に襲われる。

無理やりキスしてきた時に、夫の唇を強く噛んで出血させたことがある。

お義母さんが大嫌い

孫のヒロは生まれながらの発達障害であり、これは親の愛情や教育などで矯正できるものではない。しかし、理解のない義母は、有名な占いの先生に見てもらいなさいとしつこく迫ってくる。

義母の理解のなさを夫に相談しても「育児はお前の担当」と一蹴され、柏木美月は精神的に追い詰められている。

相原二也にさりげなく結婚を申し込む

柏木美月は不倫相手の相原二也に、私と息子と二也さんと3人で暮らすという選択はあり得る?と質問したことがある。

二也はその問いには答えず「旦那さんと何かあった?」とはぐらかされた。

後に柏木美月は「二也さん困ってた」と回想している。

抱える闇

不倫相手、相原二也の言動に、異常なほど激昂することがある。

特に、相原二也との別れ際に、今までどんな気持ちで交際していたのか相原二也との気持ちの違いが浮き彫りになり、裏切られたと感じ異常行動に出てしまう。

後に相原二也はこの事件のことを「けっこうな修羅場だった」と語っている。

第2子妊娠

相原二也との不倫を止めてしばらくした後に妊娠が発覚する。

柏木美月は相原二也との子ではなく、夫・柏木志朗の子であると強く主張する。

その根拠として、1、相原二也とは別れるかなり前から肉体関係はなかった、2、時期的にセックスしたのは夫のみ、の2点をあげている。

しかし、夫とのセックスは避妊しており、決め手には掛ける主張に夫は美月の言うことをあまり信用していない。

結局どちらの子かあいまいなままで臨月を迎える。

柏木志朗

既婚。柏木美月の夫。高収入のエリート。

家事は一切手伝わない。育児も基本的には一切手伝わないが、時々なら手伝ってくれる。障害のある子供のことは可愛いと思っている。

妻が相原二也と一緒に歩いているところを目撃したことがあり、浮気を疑っている。

妻の不倫を終わらせるために、シンガポールへの海外赴任を会社に申請した。

愛している人間には一切暴力を振るわない主義。浮気を告白した妻にも一切手を上げなかった。妻に唇を強く噛まれ出血したときも、手を上げることはなかった。

相原とう子

39歳。独身。相原二也の姉。つい最近20歳から交際して結婚した夫と離婚したばかり。

離婚の原因は、夫との収入が逆転して、パワーバランスが崩れたことによる不和。

礼くん

名字は「池端(いけはた)」。20歳。独身。イケメン。大学生。女性向け秘密のエステで働いている男性の「エステティシャン」。

女性向けエステは大学院への進学費用を捻出するために働いており、ある程度の金額が貯まった時点できっぱり辞めている。

大学の女友達から告白されている。

お店を辞め、一人の男性として一子に好きですと告白する。数回、一子とお茶飲み友達としてデートする。

最後に一子と交わした会話は、

「俺っていう選択肢はある?」

「私が一緒に生きていきたいのは夫なんだ。だからもう会わないね」

だった。

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