ホリデイラブ 夫婦間恋愛（原作・こやまゆかり先生、作画・草壁エリザ先生）の7巻と8巻のあらすじと結末をまとめました。
あらすじと結末を数分で読めるようにまとめたので、泥沼不倫劇の最後が気になる方は、ぜひお読み下さい。
「ホリデイラブ 夫婦間恋愛」は2018年にテレビ朝日でドラマ化されている作品です。出演は仲里依紗さん、塚本高史さん、松本まりかさん、中村倫也さん、壇蜜さんでした。
【どんな話？】ホリデイラブ 夫婦間恋愛 7巻、8巻
単身赴任中に既婚者とダブル不倫をしてしまった男性が、妻に発覚し関係を解消しますが、相手の女性が別れてくれません。
相手の女性は家族も罠にはめる狡猾さで、不倫沼はどんどん深くなっていくのです。
しかし、再構築した夫婦の絆で沼をなんとか抜けるのですが、大きな仕返しが待っていました。
【試し読みと巻数】ホリデイラブ 夫婦間恋愛
「ホリデイラブ 夫婦間恋愛」は、8巻まで配信されていて、完結しています。
試し読みをする場合は、まんが王国がおすすめです。
検索窓に「ホリデイラブ 」と入力するとすぐに読めます。
【おもな登場人物】ホリデイラブ 夫婦間恋愛 7巻、8巻
登場人物の紹介文の中にネタバレあります
高森杏寿-主人公
30歳。既婚者。子供は女の子（七香=ななか）が一人。京都の自宅でネイルサロンを経営。信頼していた夫の浮気が発覚するも再構築する。
浮気相手から家族への復讐を止めるために奔走する。
高森純平-主人公の夫
32歳。大手ゼネコンの熊野組に勤務。単身赴任中に井筒里奈と知り合い不倫していたが、関係を解消する。
一時は里奈を本気で愛したが、今は家族を罠にはめた里奈に怒りしか無い。
井筒里奈
熊野組に派遣社員として勤める。2児の母。高森純平と不倫していた。
狡猾で計算高い女。あらゆる手を使い純平と杏寿を離婚させようと画策する。
井筒渡
既婚者。井筒里奈の夫。公認会計士。どんな相手も見下す男。性格はクソ悪い。
妻を家から追い出すも、子供の面倒を一切見ようとしない。
坂口麗華
井筒渡の兄の嫁。スナックのママ。金にだらしがない。
井筒里奈から借りた金を帳消しにしてもらうために、里奈の言いなりになる。
安達ハナ-主人公の親友
高森杏寿と同じくネイルサロンを経営する。シングルで3人の子供を育てる。
井筒里奈と坂口麗華の関係を暴いた功労者。
黒井由伸-実は志賀タケル
関西で8店舗のネイルサロンを経営すると偽っていたが、実はバーのオーナー。
坂口麗華に頼まれて、杏寿の不倫写真を撮影した。坂口麗華に恩義を感じており、杏寿を罠にハメる依頼を断れなかった。
【あらすじとネタバレ】ホリデイラブ 夫婦間恋愛 7巻 8巻
7巻、8巻のあらすじをまとめました。
7巻のあらすじ
里奈の策略
雪が降った週末。純平は熊野組の現場のある滋賀から、杏寿や娘の七香の待つ京都へ車を走らせている。
あと少しで高速の入り口、とそこで井筒里奈から着信が入る。無視を続けるが、あまりにしつこいので電話に出てみると、雪で身動きが取れないので助けて欲しいという。
理由を聞くと子供たちに会いたくて、夫の実家に行ったら、会わせてもらえない上に大雪で立ち往生していると言うのだ。
迷った挙げ句、里奈を助けに行き、里奈が今住むところまで車で送ることにした。その途中、里奈はずっと車内で純平を誘惑し続けるのだった。
武田の勘
里奈を家に送る途中、コンビニに寄ると熊野組で働く武田と遭遇する。武田は信頼のおける女性事務員で、ずっと里奈を怪しいと睨んで密かに監視していた。
武田は純平が里奈と不倫していることを確信した上で、里奈の怪しい点を純平に伝える。
武田の考えを聞いた純平の中で、今まで謎だったことが繋がり、里奈への疑惑が確信に変わったのでした。
怒りに満ち溢れた純平は、その場で里奈に絶縁を宣言するのでした。
黒井の正体
里奈との関係に、自分から終止符を打った純平は杏寿に電話をする。今まで里奈と一緒にいたことを報告し、謝罪するためだ。
と、同時に杏寿は自身の不倫写真を撮った偽黒井の正体をついに掴んだというのだ。
追い詰めるなら早い方がいい、という結論になり二人は雪深い夜にも関わらず合流し、行動に移すのだった。
まずは黒井が経営するバーに乗り込む。すると、黒井はずっと良心の呵責に悩んでいたと言い、すべてを白状してくれた。
まず本名は黒井ではなく、志賀タケルということ。麗華に依頼され杏寿と純平を離婚させるために杏寿に近づいたこと。そして裸の写真を撮って、不倫の証拠として里奈に渡したことなど。
そして、杏寿と純平は志賀を伴い、坂口麗華の経営するスナックに乗り込みます。そして、里奈も誘い出すのでした。
8巻-結末
里奈の絶望
杏寿と純平は、井筒里奈、坂口麗華、志賀タケル、この3人を麗華のスナックに集め、問い詰めていく。
すでに白状している志賀は、麗華にもしゃべるように促す。観念した麗華もすべてを白状するのだった。杏寿の盗撮された不倫写真もすべて削除させることに成功した。
自分に火の粉がかかったことで、麗華は里奈に怒り心頭です。スナックの2階に住まわせている里奈を引き取るように夫の井筒渡に電話をします。
慌ててやって来た渡も事件の真相を知り絶句です。
里奈と復縁する気が残っていた渡ですが、事件の真相を聞いて、里奈に絶縁を言い渡します。子供にも会わせないと行って、麗華のお店から去るのでした。
里奈に残ったのは絶望だけでした。
杏寿の提案
渡が帰ったあと、杏寿は里奈、麗華、タケルの3人に名誉毀損として3人合計で慰謝料100万円を要求します。
里奈には不貞行為の慰謝料100万円も忘れないように釘を刺します。
しかし、杏寿はこの先里奈が純平、杏寿、娘の七香に復讐や仕返しをしないと誓うなら、すべての慰謝料を無くしてもいい、と提案します。
里奈はいやいやながらも誓約書にサインします。
杏寿と純平は京都に帰り、不倫から始まった一連の騒動はやっと終わったのでした。
里奈の復讐
純平の送別会は居酒屋を借り切り、盛大に行われた。
送別会の最後にはサプライズのビデオレターが上映された。里奈が企画して、里奈が編集したビデオレターだという。
仕事仲間から純平に激励のコメントが続き、純平は感激して見ている。
ところがビデオレターの最後にとんでもない映像が映し出されたのだった。
純平はビデオレターを正視できない。ただただ困惑するのみ。
所長は、高森くん説明しろ、と怒鳴る。
居酒屋の隅で、闇を大きくした里奈はひとりほくそ笑んでいる。
大きすぎた不倫の代償
最後に里奈が落としたビデオレター爆弾は大き過ぎた。
純平は不倫の大きな代償を払うことになった。この恥を一生背負うのかと思うと、絶望しかない。
里奈は捨てセリフを残して、純平の前から去った。
その後、子供を預けてある井筒渡の実家に行き、私は・・・に行き・・・・をして食べていきます。と伝えるのだった。
渡は、相変わらず高飛車なまま。
杏寿は前を向き、これからサロンの仕事を頑張ると誓うのでした。
【感想】ホリデイラブ 夫婦間恋愛 7巻、8巻
ただもう純平が悪い、里奈と連絡を取りたくないなら、着信拒否にすればいいのにと思う。
たまに電話に出たり、メールに返事をしたりするからおバカで腹黒な里奈が増長するってことを分かったほうがいい。
そして里奈が怖い。闇を深くした里奈はこれからどこに行っても同じことをするかも知れないね。
何だかんだ言っても男性は里奈のようなタイプが好きだからね。人生同じことを繰り返すと思う。
それにしても、子供がかわいそうだよ。ママが恋しくてあんなにギャンギャン泣いてるのにさ。
この点は、夫であり父親である井筒渡も悪い。彼はカウンセリング受けたらいいのにって思うくらい、性格が悪いよね。エリートだけど、大きなコンプレックスがあるんだろうね。
最後、やっぱりこやまゆかり先生のこの手のお話は最高に面白い！
加えて作画・草壁エリザ先生の表現力が豊かで、セリフを読まなくても絵だけで話が分かる素晴らしい漫画でした。
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